アドレス |
名前 |
名前 |
機能 |
4800H |
Read-out protection |
OPT0 |
ハッキングされないようにメモリを読み出し不可にすることができる. OPT0=00: 通常に読み書きできる (普通は00でよい) OPT0=AA: codeを秘密にするためメモリを読めなくする |
4801H 4082H |
User boot code(UBC) |
OPT1 NOPT1(OPT1のbit反転) |
8000H〜FFFFHのuser FLASH memoryをwrite protectすることができる. OPT1=00: write protectなし (普通はOPT1=00 NOPT1=FFでよい) OPT1=01: 8000H〜83FFH番地をwrite protectする. OPT1=02: 8000H〜87FFH番地をwrite protectする. OPT1=03〜3E: 8000H〜(83FFH+512*OPT1)番地をwrite protectする. |
4803H 4804H |
Alternate function remapping(AFR) |
OPT2 NOPT2(OPT2のbit反転) |
外部ピンの機能選択. (凝った使い方をしない限りOPT2=00 NOPT2=FFでよい) bit7 pin PD4の機能選択 OPT2[7]=0: TIM2_CH1 OPT2[7]=1: BEEP (BEEPは圧電ブザーをとりつけるとピーッと鳴る機能) bit6 pin {PB5,PB4}の機能選択 OPT2[6]=0: {AIN5,AIN4} OPT2[6]=1: {I2C_SDA,I2C_SCL} (I2Cはシリアルインターフェース規格の一種) bit5 pin {PB3,PB2,PB1,PB0}の機能選択 OPT2[5]=0: {AIN3, AIN2, AIN1, AIN0} OPT2[5]=1: {TIM1_ETR, TIM1_CH3N, TIM1_CH2N, TIM1_CH1N} (AINはADコンバータのアナログ入力のこと) bit4 pin PD7の機能選択 OPT2[4]=0: TLI OPT2[4]=1: TIM1_CH4 (TLIは高優先度の割り込み端子) {bit3,bit2} pin PD0の機能選択 OPT2[3:2]=00: TIM3_CH2 OPT2[3:2]=01: CLK_COO OPT2[3:2]=10: TIM1_BKIN OPT2[3:2]=11: CLK_COO bit1 pin {PA3,PD2}の機能選択 OPT2[1]=0: {TIM2_CH3,TIM3_CH1} OPT2[1]=1: {TIM3_CH1,TIM2_CH3} bit0 pin PD3の機能選択 OPT2[0]=0: TIM2_CH2 OPT2[0]=1: ADC_ETR (ADC_ETRはADコンバータの外部トリガ入力) |
4805H 4806H |
Miscell option |
OPT3 NOPT3(OPT3のbit反転) |
内部機能の機能選択. (凝った使い方をしない限りOPT3=00 NOPT3=FFでよい) bit7 未使用 bit6 未使用 bit5 未使用 bit4 HSI_TRIM 内部clock発振器は16MHz(HSI)と128kHz(LSI)の2モードあって、HSIモードのとき発振周波数を微調整できるようになっている. その微調整精度を選択できる. OPT3[4]=0: 3bit精度で調整する OPT3[4]=1: 4bit精度で調整する bit3 LSI_EN 内部clock発信器の128kHz(LSI)を選択するかどうか. OPT3[3]=0: 128kHz(LSI)モードではない OPT3[3]=1: 128kHz(LSI)モードにする bit2 IWDG_HW CPUが暴走していたら割り込みをかけて復帰させる機能をwatchdog機能と呼ぶ.independent watchdogをONにするかどうか. OPT3[2]=0: ここではONにせずprogramでON/OFFを決める OPT3[2]=1: ここでONにする bit1 WWDG_HW window watchdogをONにするかどうか. OPT3[1]=0: ここではONにせずprogramでON/OFFする OPT3[1]=1: ここでONにする bit0 WWDG_HALT window watchdogがactiveになったときCPUをresetするかどうか. OPT3[0]=0: resetしない OPT3[0]=1: resetする |
4807H 4808H |
clock option |
OPT4 NOPT4(OPT4のbit反転) |
クロックの機能選択. (凝った使い方をしない限りOPT4=00 NOPT4=FFでよい) bit7 未使用 bit6 未使用 bit5 未使用 bit4 未使用 bit3 STM8Sのクロックは、次の4種類から選択できる. 1)内部発信器の16MHz、2)内部発信器の128kHz、3)外部水晶発振子、4)外部クロック bit3は外部クロックのとき3)と4)のどちらにするかを決める. OPT4[3]=0: 外部水晶発振子 OPT4[3]=1:外部クロック bit2 Auto wake-up 機能のクロックの選択. OPT4[2]=0: 内部発信器の128kHz(LSI) OPT4[2]=1: 内部発信器の16MHz(HSI) {bit1,bit0} Auto wake-up 機能のクロックとしてHSIを選択した場合の、clock prescalerの周波数範囲の選択. OPT4[1:0]=00:16MHz〜128kHz OPT4[1:0]=01: 16MHz〜128kHz OPT4[1:0]=10: 8MHz〜128kHz OPT4[1:0]=11: 4MHz〜128kHz |
4809H 480AH |
HSE clock startup |
OPT5 NOPT5 |
外部水晶発振子の発振回路の安定性調整. (OPT5=00 NOPT5=FFで良いだろう) OPT5=00: 2048 HSE clock cycles OPT5=B4: 128 HSE clock cycles OPT5=D2: 8 HSE clock cycles OPT5=E1: 0.5 HSE clock cycles |
480BH 480CH |
未使用 |
OPT6 NOPT6 |
|
480DH 480EH |
未使用 |
OPT7 NOPT7 |
|
487EH 487FH |
Bootloader |
OPTBL NOPTBL |
FLASH焼きツールとしてSTVPを使うならこの機能にはドントケアでもよい. しかし、COM PORT経由でFLASH LOADER DEMOを使ってFLASH焼きしなくちゃいけない場合はこの機能は重要な意味を持つ. OPTBL=00: BootLoader は動作しない OPTBL=55: BootLoader が動作する (かならずOPTBL=55 NOPTBL=AAにしておくべきである) |